#line hiddenディレクティブを使用することにより、特定の行をデバッガから隠すことができます。この時、コードをステップ実行すると、#line hiddenから次の#lineディレクティブまでのすべての行がステップオーバーされます。MSDNによると、これは主にASP.NETで使用され、ユーザー定義のコードとコンピュータが生成したコードを区別するために使用するものであるとのことです。
なおこれはC#の機能であり、VB.NETには同様の機能がありません。
'VB.NETに同様に機能があるか分かりません。
Console.WriteLine("ここにブレークポイント"); #line hidden Console.WriteLine("ステップオーバーされる"); #line default Console.WriteLine("また止まる");
ちなみに#lineには、エラーや警告で出力するコンパイラの行番号とファイル名を変更できるという機能もあります。
「デバッガが指定したメソッド内で停止、ステップインしないようにする」をご覧ください。
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。