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コードの先頭に記されている「Imports ○○○(C#では、using ○○○;)がソースファイルの一番上に書かれているものとする」の意味は?

このサイトの.NET Tipsで紹介しているコードの先頭に、次のようなコメントが記述されている場合があります。

VB.NET
コードを隠すコードを選択
'Imports System.Text.RegularExpressions
'がソースファイルの一番上に書かれているものとする

'(以下、省略)
C#
コードを隠すコードを選択
//using System.Text.RegularExpressions;
//がソースファイルの一番上に書かれているものとする

//(以下、省略)

このようなコードを実行するには、そのコードを記述したソースファイルの一番上に「Imports System.Text.RegularExpressions」(VB.NETの場合)や「using System.Text.RegularExpressions;」(C#の場合)を記述する必要があります。

具体的な例を、以下に示します。

VB.NETの場合

VB.NETでVisual Studio 2008以降を使っているときは、プロジェクトのプロパティで設定できます。

まずメニューの「プロジェクト」-「(プロジェクト名)のプロパティ」を選択し、「参照」タブを表示します。画面の下のほうにある「インポートされた名前空間」から、「System.Text.RegularExpressions」を探し、左側にチェックを入れます。もし見つからなければ、「インポートされた名前空間」の下にあるテキストボックスに「System.Text.RegularExpressions」と入力します。

VB.NETで名前空間をインポート

それ以外の場合は、ソースファイルに記述します。例えば、上記のコードを「Form1.vb」というファイルに記述したのであれば、「Form1.vb」の先頭に
Imports System.Text.RegularExpressions
という一行を入れます(すでに記述されているならば、必要ありません)。

ただし、Option Strict、Option Compare、Option Explicitステートメントなどのオプションが記述されている場合は、この後に記述します。

なお、Importsに関して詳しくは、「Imports ステートメント」をご覧ください。

C#の場合

例えば、上記のコードを「Form1.cs」というファイルに記述したのであれば、「Form1.cs」の先頭に
using System.Text.RegularExpressions;
という一行を入れます。

ただし、externエイリアスが記述されている場合は、この後に記述します(すでに記述されているならば、必要ありません)。

なお、usingに関して詳しくは、「using ディレクティブ」をご覧ください。

  • 履歴:
  • 2008/8/27 VB.NETでプロジェクトのプロパティによる方法を追記。

注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。

  • .NET Tipsをご利用いただく際は、注意事項をお守りください。
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