通常、フォームが最大化されると、デスクトップいっぱいの大きさになります。フォームが最大化された時の大きさと位置を設定するには、MaximizedBoundsプロパティを使います。
フォームが最大化された時の大きさと位置を元に戻すには、MaximizedBoundsプロパティにRectangle.Emptyを設定します。
次の例ではForm1が最大化状態のとき、サイズが300x200で、位置が(0, 10)になるようにしています。
Private Sub Form1_Load(ByVal sender As Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load '最大化されたときのウィンドウの範囲を指定する Me.MaximizedBounds = New Rectangle(0, 10, 300, 200) End Sub
private void Form1_Load(object sender, System.EventArgs e) { //最大化されたときのウィンドウの範囲を指定する this.MaximizedBounds = new Rectangle(0, 10, 300, 200); }
フォームにはMaximizedBoundsプロパティの他に、MaximumSizeプロパティというものもあります。MaximumSizeプロパティには、フォームの最大サイズを設定できます。フォームが最大化された時もMaximumSizeプロパティのサイズを超えることはできませんので、MaximizedBoundsプロパティのサイズがMaximumSizeプロパティのサイズより大きかった場合は、最大化された時のフォームのサイズはMaximumSizeプロパティのサイズになります。なおMaximumSizeプロパティについては、「フォームのサイズを制限する」で説明しています。
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。