フォームの境界線スタイルを指定するには、フォームのFormBorderStyleプロパティを使用します。FormBorderStyleプロパティはFormBorderStyle列挙体で指定します。
以下にFormBorderStyle列挙体のメンバと説明、さらにそれをフォームのFormBorderStyleプロパティに使用したときにどのように表示されるかを示した画像を表にします。
メンバ名 | 説明 | 画像 |
---|---|---|
None | 境界線なし。サイズ変更できない。 | |
FixedSingle | 固定された(サイズ変更できない)一重線の境界線。 | |
Fixed3D | 固定された(サイズ変更できない) 3D 境界線。 | |
FixedDialog | 太い固定されたダイアログ スタイルの境界線。 | |
Sizable | サイズ変更できる境界線。 | |
FixedToolWindow | サイズ変更できないツール ウィンドウの境界線。 | |
SizableToolWindow | サイズ変更できるツール ウィンドウの境界線。 |
次の例ではForm1の境界線スタイルをFixedToolWindowにして表示しています。
'Form1のインスタンスを作成 Dim f As New Form1() '境界線スタイルをFixedToolWindowにする f.FormBorderStyle = FormBorderStyle.FixedToolWindow 'フォームを表示する f.Show()
//Form1のインスタンスを作成 Form1 f = new Form1(); //境界線スタイルをFixedToolWindowにする f.FormBorderStyle = FormBorderStyle.FixedToolWindow; //フォームを表示する f.Show();
補足:デフォルトでは、サイズ変更できる境界線をもつフォーム(FormBorderStyleプロパティがSizableもしくはSizableToolWindow)をモーダルフォームとして表示させると、フォームの右下にサイズグリップが表示されます。これを消すためには、フォームのSizeGripStyleプロパティをHideにします。
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注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。