FontDialogクラスを使うことにより、「フォントの設定」ダイアログボックスを表示させることができます。
FontDialogクラスの簡単な使い方を以下に示します。選択されたフォントをTextBox1のフォントにします。(ここでは説明のために、ShowDialogメソッドを呼び出す前にいろいろなプロパティを設定していますが、デフォルトでよい場合は必要ありません。)
'FontDialogクラスのインスタンスを作成 Dim fd As New FontDialog() '初期のフォントを設定 fd.Font = TextBox1.Font '初期の色を設定 fd.Color = TextBox1.ForeColor 'ユーザーが選択できるポイントサイズの最大値を設定する fd.MaxSize = 15 fd.MinSize = 10 '存在しないフォントやスタイルをユーザーが選択すると 'エラーメッセージを表示する fd.FontMustExist = True '横書きフォントだけを表示する fd.AllowVerticalFonts = False '色を選択できるようにする fd.ShowColor = True '取り消し線、下線、テキストの色などのオプションを指定可能にする 'デフォルトがTrueのため必要はない fd.ShowEffects = True '固定ピッチフォント以外も表示する 'デフォルトがFalseのため必要はない fd.FixedPitchOnly = False 'ベクタ フォントを選択できるようにする 'デフォルトがTrueのため必要はない fd.AllowVectorFonts = True 'ダイアログを表示する If fd.ShowDialog() <> DialogResult.Cancel Then 'TextBox1のフォントと色を変える TextBox1.Font = fd.Font TextBox1.ForeColor = fd.Color End If
//FontDialogクラスのインスタンスを作成 FontDialog fd = new FontDialog(); //初期のフォントを設定 fd.Font = TextBox1.Font; //初期の色を設定 fd.Color = TextBox1.ForeColor; //ユーザーが選択できるポイントサイズの最大値を設定する fd.MaxSize = 15; fd.MinSize = 10; //存在しないフォントやスタイルをユーザーが選択すると //エラーメッセージを表示する fd.FontMustExist = true; //横書きフォントだけを表示する fd.AllowVerticalFonts = false; //色を選択できるようにする fd.ShowColor = true; //取り消し線、下線、テキストの色などのオプションを指定可能にする //デフォルトがTrueのため必要はない fd.ShowEffects = true; //固定ピッチフォント以外も表示する //デフォルトがFalseのため必要はない fd.FixedPitchOnly = false; //ベクタ フォントを選択できるようにする //デフォルトがTrueのため必要はない fd.AllowVectorFonts = true; //ダイアログを表示する if (fd.ShowDialog() != DialogResult.Cancel) { //TextBox1のフォントと色を変える TextBox1.Font = fd.Font; TextBox1.ForeColor = fd.Color; }
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。