インストーラが思ったとおりに機能しない場合には、ログファイルを作成すると役に立ちます。
msiexec.exeでは、「/l」コマンドラインオプションにより、ログファイルを作成することができます。「/l*vx」とすると、すべての情報がログに記録されます。
例えば、
msiexec /i Setup1.msi /l*vx logfile.txt
のようなコマンドでは、Setup1.msiをインストールする時にログをファイル「logfile.txt」に保存します。
また、レジストリを書き換えることにより、Windows Installerのすべてのログをファイルに保存することもできます。レジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\Installer
」に文字列の値「Logging」、値「voicewarmup」を追加することにより、一時フォルダに「Msi」で始まり「.log」で終わるファイル名のログファイルが作成されるようになります。詳しくは、次のリンク先をご覧ください。
(この記事は、「.NETプログラミング研究」の第59号で紹介したものを基にしています。)
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。