注意:ここで紹介しているDataGridは、System.Windows.Forms名前空間のDataGrid(Windowsフォーム)です。System.Web.UI.WebControls名前空間のDataGrid(Webフォーム)ではありません。
DataColumnクラスのAutoIncrementプロパティをTrueにすることにより、新しい行がテーブルに追加されたときに列値が自動的にインクリメント(加算)されるようになります。どのようにインクリメントされるかはAutoIncrementSeedプロパティとAutoIncrementStepプロパティの値で決まります。AutoIncrementSeedプロパティで指定された値から開始され、AutoIncrementStepプロパティで指定された値だけ加算されていきます。
次に自動インクリメントされる列をDataTableに追加する例を示します。
'DataTableオブジェクトの作成 Dim dt As DataTable dt = New DataTable("DataTable1") 'DataTableにDataColumnを追加する Dim dc As DataColumn dc = dt.Columns.Add("Column1", GetType(Integer)) '自動インクリメントを有効にする dc.AutoIncrement = True '100から始まり、5ずつ増えていく '100,105,110,115...となる dc.AutoIncrementSeed = 100 dc.AutoIncrementStep = 5 '変更できないようにする dc.ReadOnly = True
//DataTableオブジェクトの作成 DataTable dt; dt = new DataTable("DataTable1"); //DataTableにDataColumnを追加する DataColumn dc; dc = dt.Columns.Add("Column1", typeof(int)); //自動インクリメントを有効にする dc.AutoIncrement = true; //100から始まり、5ずつ増えていく //100,105,110,115...となる dc.AutoIncrementSeed = 100; dc.AutoIncrementStep = 5; //変更できないようにする dc.ReadOnly = true;
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。