テキストボックスの内容がユーザーにより変更されたか調べるには、テキストボックスコントロールのModifiedプロパティを使用します。ユーザーがテキストボックスの内容を変更するとModifiedプロパティがTrueになります。プログラムでテキストボックスのTextプロパティやAppendTextメソッドにより内容を変えた時は、そのModifiedプロパティはFalseになります。しかし、PasteやCutメソッドにより内容が変更された時は、ModifiedプロパティはTrueになります。
次の例ではTextBox1の内容が変更されたか調べ、変更された時は「変更されています。」と出力し、ModifiedプロパティをFalseに戻します。
'TextBox1の内容がユーザーにより変更されたか調べる If TextBox1.Modified Then Console.WriteLine("変更されています。") 'Modifiedをリセットする TextBox1.Modified = False End If
//TextBox1の内容がユーザーにより変更されたか調べる if (TextBox1.Modified) { Console.WriteLine("変更されています。"); //Modifiedをリセットする TextBox1.Modified = false; }
なお、Modifiedプロパティの値が変更された場合は、ModifiedChangedイベントが発生します。
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。