リッチテキストボックスで上付きまたは下付き文字を表示するには、RichTextBox.SelectionCharOffset プロパティを使用します。SelectionCharOffset プロパティにより、ベースラインから何ピクセルだけ上に文字を表示するかを指定できるため、上付き文字の場合は正の数を、下付き文字の場合は負の数を指定します。
次の例では、「H2O(注1)」という文字を下の画像のように表示しています。
'すべて削除 RichTextBox1.Clear() '"H"を普通に表示 RichTextBox1.SelectedText = "H" '下に5ピクセルずらして"2"を表示 RichTextBox1.SelectionCharOffset = -5 RichTextBox1.SelectedText = "2" '元に戻して"O"を表示 RichTextBox1.SelectionCharOffset = 0 RichTextBox1.SelectedText = "O" '上に5ピクセルずらして"(注1)"を表示 RichTextBox1.SelectionCharOffset = 5 RichTextBox1.SelectedText = "(注1)" '元に戻す RichTextBox1.SelectionCharOffset = 0
//すべて削除 richTextBox1.Clear(); //"H"を普通に表示 richTextBox1.SelectedText = "H"; //下に5ピクセルずらして"2"を表示 richTextBox1.SelectionCharOffset = -5; richTextBox1.SelectedText = "2"; //元に戻して"O"を表示 richTextBox1.SelectionCharOffset = 0; richTextBox1.SelectedText = "O"; //上に5ピクセルずらして"(注1)"を表示 richTextBox1.SelectionCharOffset = 5; richTextBox1.SelectedText = "(注1)"; //元に戻す richTextBox1.SelectionCharOffset = 0;
注意:この記事では、基本的な事柄の説明が省略されているかもしれません。初心者の方は、特に以下の点にご注意ください。