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■34499 / inTopicNo.1)  VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
  
□投稿者/ nao 一般人(11回)-(2020/07/13(Mon) 17:33:13)
  • アイコン環境/言語:[VB.NET、.NET Framework2.0] 
    分類:[.NET] 

    VB6.0のプロジェクトをVS2005のコンバート機能を使用して変換したのですが、以下のワーニングが出ています。

    'UPGRADE_WARNING: 構造体 FileTime に、この Declare ステートメントの引数としてマーシャリング属性を渡す必要があります。
    Public Declare Function LocalFileTimeToFileTime Lib "KERNEL32.DLL" (ByRef lpLocalFileTime As FileTime, ByRef lpFileTime As FileTime) As Integer

    なお、FileTime構造体は以下の通りです。

    'FileTime構造体
    Public Structure FileTime
      Dim LowDateTime As Integer
      Dim HighDateTime As Integer
    End Structure

    Declare宣言時に引数の型に構造体を定義するときの属性は何を渡せばよいのでしょうか?
    それとも構造体のメンバの方に属性を追加するのでしょうか?

    ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。

引用返信 削除キー/
■34500 / inTopicNo.2)  Re[1]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ みい 一般人(1回)-(2020/07/13(Mon) 17:58:56)
  • アイコンhttps://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/visual-basic/language-reference/statements/declare-statement

    上記ページ内「データ型ルール」は守られてますか?
引用返信 削除キー/
■34501 / inTopicNo.3)  Re[2]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ nao 一般人(13回)-(2020/07/13(Mon) 18:58:18)
  • アイコンNo34500に返信(みいさんの記事)
    > https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/visual-basic/language-reference/statements/declare-statement
    >
    > 上記ページ内「データ型ルール」は守られてますか?

    早速のご回答ありがとうございます。

    ご教示いただいたページを見てみたところ、Option Strict Offになっていますし、「データ型ルール」は守られていると思います。
引用返信 削除キー/
■34502 / inTopicNo.4)  Re[1]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ Hongliang 大御所(583回)-(2020/07/13(Mon) 19:29:34)
  • アイコンおそらくその警告は、Declare文中にByRefで構造体を渡しているところ全部に自動的に付けられるものかと思います。
    提示されているLocalFileTimeToFileTime関数のDeclare文については、特に問題さそうです。
    (他の関数のDeclare文で出ている箇所がある場合、それが問題ないかは個別の話になります)

    // VB.NETではDateTime型がそれなりに強力なので、ちゃんと移植すればLocalFileTimeToFileTimeの出番はなくせると思いますが。
引用返信 削除キー/
■34503 / inTopicNo.5)  Re[2]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ nao 一般人(14回)-(2020/07/13(Mon) 19:39:19)
  • アイコンNo34502に返信(Hongliangさんの記事)
    > おそらくその警告は、Declare文中にByRefで構造体を渡しているところ全部に自動的に付けられるものかと思います。
    > 提示されているLocalFileTimeToFileTime関数のDeclare文については、特に問題さそうです。
    > (他の関数のDeclare文で出ている箇所がある場合、それが問題ないかは個別の話になります)
    >


    ご回答ありがとうございます。

    問題があるかないかの判断はどのように考えればよろしいのでしょうか?
    他にもいくつか同じワーニングが表示されている場所があります。
    さすがに全部ここで質問するわけにもいきませんので、判断の基準がありましたらご教示いただけませんでしょうか。

引用返信 削除キー/
■34504 / inTopicNo.6)  Re[3]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ Hongliang 大御所(584回)-(2020/07/13(Mon) 20:04:45)
  • アイコン> 問題があるかないかの判断はどのように考えればよろしいのでしょうか?
    > 他にもいくつか同じワーニングが表示されている場所があります。
    > さすがに全部ここで質問するわけにもいきませんので、判断の基準がありましたらご教示いただけませんでしょうか。

    特に怪しいところ、という意味では、構造体内に配列や文字列型が含まれている部分と言えますが、
    結局はすべてを1つ1つ、構造体の定義も含めたAPI定義を正しくVBに翻訳できているか確認していくことになります。
    https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/framework/interop/marshaling-classes-structures-and-unions
    一応公式ドキュメントはこの辺りです。
    // 初心者の方に対して無茶ぶりが過ぎるだろうとは思います。

    結構な数のWindows APIについては、以下のサイトにサンプル定義が載っています。
    https://www.pinvoke.net/
    Declareの代わりに<DllImport>構文だったり、C#による定義しかなかったり、といったものも多いですが。
引用返信 削除キー/
■34505 / inTopicNo.7)  Re[4]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ nao 一般人(15回)-(2020/07/13(Mon) 20:11:52)
  • アイコンNo34504に返信(Hongliangさんの記事)

    ご回答ありがとうございます。
    ご教示いただいたページを読んでみたいと思います。
    ありがとうございました。
引用返信 削除キー/
■34506 / inTopicNo.8)  Re[5]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ 魔界の仮面弁士 大御所(1286回)-(2020/07/14(Tue) 05:11:36)
  • アイコン2020/07/14(Tue) 09:09:11 編集(投稿者)

    No34501に返信(naoさんの記事)
    > Option Strict Offになっていますし、

    API を使うなら、できるだけ Option Strict On で動作するようコーディングされることをお奨めします。


    No34499に返信(naoさんの記事)
    > なお、FileTime構造体は以下の通りです。

    実は自前で宣言しなくても、.NET Framework には
    System.Runtime.InteropServices.ComTypes.FILETIME
    という構造体が既に用意されていたりします。


    > 'UPGRADE_WARNING: 構造体 FileTime に、この Declare ステートメントの引数としてマーシャリング属性を渡す必要があります。
    Google ってみたところ、英語版の VS2005 だと、
     'UPGRADE_WARNING: Structure FileTime may require marshalling attributes to be passed as an argument in this Declare statement. Click for more: 'ms-help://MS.VSCC.v80/dv_commoner/local/redirect.htm?keyword="C429C3A5-5D47-4CD9-8F51-74A1616405DC"'
    になり、VS2003 の場合は、
     'UPGRADE_WARNING: Structure FileTime may require marshalling attributes to be passed as an argument in this Declare statement. Click for more: 'ms-help://MS.VSCC.2003/commoner/redir/redirect.htm?keyword="vbup1050"'
    というメッセージになるらしいです。

    手元に ms-help プロトコルを開ける環境が残っていないので未確認ですが、「Visual Studio 2005」と共に
    「Visual Studio 2005 MSDN Library」をインストールしてあればリンクを開けるかもしれません。
    (リンクを開けたとしても、有益な情報を得られない可能性は高そうですが)


    上記リンクについて、何か情報が無いか探してみたのですが、見つかったのはこれぐらい。
    https://www.mobilize.net/vbtonet/ewis/ewi1050
    それっぽいことが書かれているものの、VB6 なのにユーザー定義型を ByRef ではなく ByVal 渡ししている時点で、資料として不自然ですね。

    あとは下記がヒットしました。
    37 ページ目の「3.5.2 Structure may require Marshalling Attributes to be passed as an Argument in this Declare Statement.」の項。

    今回の LocalFileTimeToFileTime のための有益な情報にはなるかどうかは別として、一応参考までに。
    https://www.cs.kau.se/cs/education/courses/davcdiss/Exjobb_2008/C2008-06.pdf



    > Declare宣言時に引数の型に構造体を定義するときの属性は何を渡せばよいのでしょうか?
    > それとも構造体のメンバの方に属性を追加するのでしょうか?

    Hongliang さんご提示の pinvoke.net は私もたびたび参考にさせてもらっていますが、今回の
    LocalFileTimeToFileTime API の宣言は掲載されていないみたいですね。
    FileTimeToLocalFileTime API の宣言は掲載されているのですけれども。

    すでに示されているように、今回の宣言は、自動変換された宣言のままで動くと思います。
    もしあえて修正するとすれば、In 属性および Out 属性を明示して
     ' Imports System.Runtime.InteropServices
     Public Declare Function LocalFileTimeToFileTime Lib "KERNEL32.DLL" (<[In]> ByRef lpLocalFileTime As FileTime, <Out> ByRef lpFileTime As FileTime) As <MarshalAs(UnmanagedType.Bool)> Boolean
     Public Declare Function FileTimeToLocalFileTime Lib "KERNEL32.DLL" (<[In]> ByRef lpFileTime As FileTime, <Out> ByRef lpLocalFileTime As FileTime) As <MarshalAs(UnmanagedType.Bool)> Boolean
    のようにすると良いのではないでしょうか。
    元の Win32 API の戻り値が「BOOL 型」であるため、上記では戻り値も As Boolean に変更してあります。


    No34503に返信(naoさんの記事)
    >>おそらくその警告は、Declare文中にByRefで構造体を渡しているところ全部に自動的に付けられるものかと思います。
    >>提示されているLocalFileTimeToFileTime関数のDeclare文については、特に問題さそうです。
    > 問題があるかないかの判断はどのように考えればよろしいのでしょうか?

    配列や文字列型以外の注意点として思いつくのは、StructLayout 属性の付与とか。

    例えば SHFILEOPSTRUCT 構造体は、StructLayout 属性で Pack:=1 を指定しておかないと、
    fAnyOperationsAborted 以降のメンバー位置がズレてしまうことになります。

    冗長なので、既定の設定のままで問題が無い場合は、属性指定を省略することも多いですが、
    余裕があれば StructLayout 属性にて、CharSet と Pack、時には Size も明示しておいた方が良いと思います。


    その他、個別判断が必要な例としては、 KB161301 の WindowFromPoint API が挙げられます。

    この API の本来の定義は『HWND WindowFromPoint( POINT Point );』なのですが、VB6 の制限により、
    多くの場合、引数定義を (ByVal xPoint As Long, ByVal yPoint As Long) に置き換えて代用されています。
    また、VBA7 でいうところの As LongPtr 型がまだ使えないので、戻り値が As Long で代用されているわけですが、
    これらそれぞれの「As Long」を、.NET の As Integer と As IntPtr に再翻訳する作業は、
    アップグレード ウィザードの自動変換だけではまかないきれないでしょう。
引用返信 削除キー/
■34507 / inTopicNo.9)  Re[6]: VB6→2005変換時のDeclare宣言のマーシャリング属性
□投稿者/ nao 一般人(16回)-(2020/07/14(Tue) 19:59:13)
  • アイコンNo34506に返信(魔界の仮面弁士さんの記事)
    > 2020/07/14(Tue) 09:09:11 編集(投稿者)
    ご回答ありがとうございます。

    色々調べてくださって、ありがとうございます。

    やはり特定の判断基準はないのですね。
    ご教示いただいたページを見ながら修正を検討してみます。
    ありがとうございました。

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