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2-4.EXEpress

制作者:株式会社ウェブテクノロジ バージョン:3.30

ソフトの外観インストール時の外観

EXEpressはオンラインソフトとしてはかなりメジャーなインストーラです。フリーウェアの配布に無料で使えるフリーソフトウェアライセンスと、それ以外で使うためのプロフェッショナルライセンス(1ライセンス標準価格:1,700円(税別))があります。 ここではフリーソフトウェアライセンスについてのみ説明します。

機能可・不可補足
ファイルのコピー
ショートカットの作成スタートメニューのプログラムに作成
デスクトップ、スタートアップにも同時に作成可能(単独では無理?)
コントロールパネルからのアンインストールアンインストーラを使わない、またはほかのものを使うことも可能
OCXをレジストリに登録×
レジストリ情報の削除
インストールしたフォルダごと削除×
バージョンを比較してコピー×?
コピーに失敗したファイルをパソコン起動時に置き換える×
関連付け×
インストール前にREADMEを表示
SharedDLLsに登録×
レジストリに書き込むインストール先を書き込むことのみ可能
上記以外の機能

パッケージを1つのEXEファイルにまとめる
パッケージのアイコンを変更可能
バナーの変更可能
背景の有無を指定可能
インストール後、複数の実行ファイルを自動実行可能

インストーラのサイズ等

インストーラのサイズ不明(ヘルプによると83KB)
アンインストーラのサイズ286,720バイト(epuninst.exe)
ファイルのコピーで指定できる特別なフォルダ

Program Filesフォルダ、Windowsフォルダ、Systemフォルダ、Tempフォルダ、Windowsインストール先ルートフォルダ、自己解凍プログラムと同じフォルダ、My Documentsフォルダ、デスクトップフォルダ(ただしファイルごとの指定はできない模様)

独断による長所と短所

長所

1.パッケージが1つのEXEファイルとなるため、インターネットで配布しやすい

ただし、CAB32.DLLやWinRarなどを使えばほかのインストーラで作成したパッケージも同様に配布できるようになります。

2.パッケージのアイコンを変更できる

さらにアイコンを作成するための機能もいろいろついています。

ちょっと気になるところ

1.ファイルごとにコピーするフォルダを指定できない

これはVBで作成したソフトを配布するためには致命的な弱点となります。本当にこれができないのであれば、VBでの使用はあきらめざるを得ません。

2.事前にLHZファイルを作成しなければならない

EXEpressはすでにあるLZH書庫を自己解凍セットアップに変換するツールですので、事前にLZH書庫を作成しておく必要があります。これは面倒なだけでなく、パッケージに入れるべきファイルを間違えるもとにもなります。

3.VBに厳しい

機能を全般的にみてもVBにはかなり厳しいです。

4.ヘルプがテキストファイル

テキストファイルなので、ちょっと調べにくいです。


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