制作者:InstallShield Software Corporation バージョン:Build-133
ソフトの外観 | インストール時の外観 |
「InstallShield」といえばインストーラの代名詞。しかし製品版は高くて一般人には手がでない。そこでVisual Studioについている「InstallShield for Microsoft Visual C++」を使うしかないなということになってしまう。しかもその名は、「for Microsoft Visual C++」とくる。こんなもの、Visual Basicに使えるのか?
はっきり言ってこのソフトは私には難しすぎます。よって、以下の説明には間違いが多発している可能性大です。
機能 | 可・不可 | 補足 |
---|---|---|
ファイルのコピー | ○ | |
ショートカットの作成 | ○ | ショートカットの各種プロパティも指定可 デスクトップ、スタートメニュー、プログラム、 スタートアップ以下以外の場所にショートカットが作れるかは不明 |
コントロールパネルからのアンインストール | ○ | |
OCXをレジストリに登録 | ○ | |
レジストリ情報の削除 | ○ | InstallScriptで可能? |
インストールしたフォルダごと削除 | ○ | InstallScriptで可能? |
バージョンを比較してコピー | ○ | バージョンと日時で細かく設定可能 |
コピーに失敗したファイルをパソコン起動時に置き換える | ○ | ロックファイルとして指定で可? |
関連付け | ×? | |
インストール前にREADMEを表示 | ○ | 「ユーザー情報」等を表示可 |
SharedDLLsに登録 | ○ | 共有ファイルとして指定 |
レジストリに書き込む | ○ | |
上記以外の機能 | パッケージファイルの分割が可能 |
インストーラのサイズ | 60,039バイト(Setup.exe) + 300,178バイト(_Inst32i.ex_) + 8,327バイト(_isdel.exe) + 11,776バイト(_setup.dll) + α? |
アンインストーラのサイズ | 304,128バイト(IsUninst.Exe) + α? |
ファイルのコピーで指定できる特別なフォルダ | Windowsフォルダ<WINDIR>、Windowsシステムフォルダ<WINSYSDIR>、プログラムファイルフォルダ<PRPGRAMFILES>、Commonファイルフォルダ<COMMONFILES>、一般的なアプリケーションの送り先<TARGETDIR>、スクリプト定義フォルダ |
InstallScriptが使えればかなりのことができるのではないでしょうか。
と思います。
確認ができます。
素人には難しすぎるため、大変なことになるでしょう。その上無料版ということで、ヘルプが完全でなく、あまり使えない(特にInstallScript関係)。初めて使う人は全く歯が立たないかもしれません。
当たり前のことですが、そういうことです。これを失敗するとインストーラとしての役割を果たせなくなってしまうため、自分の責任で慎重に行う必要があるでしょう。前もってディストリビューションウィザードで必要はファイルを確認しておくのがよいでしょう。
信じられないことですが、これは事実だと思われます。無条件にルートディレクトリに「My Installations」というフォルダをこしらえ、さらにそこにプロジェクト名と同じフォルダを作り、その中にプロジェクトファイルを保存しているようです。
04/5/15追記:バナナ鼻さんから次のような方法で保存先を変更できるとご指摘をいただきました。
プロジェクト一覧ビューにて該当プロジェクトを右クリックし表示されるメニューから「移動」を選択すると、プロジェクトが移動する。
私が試したところ、ディストリビューションウィザードで作成するより少なくとも500KB以上は大きくなると思います。
たとえばプロジェクトウイザードでプロジェクトを作成した後、表示したいダイアログを変更したい時はスクリプトファイルをいじらなければならないような感じです。