.NET Framework再頒布可能パッケージの中身を見てみるこれはTipというより、「解剖」という感じでしょうか。 .NET Framework 1.1以前.NET Framework再頒布可能パッケージはVersion 1.0が「dotnetredist.exe」、1.1が「dotnetfx.exe」というファイル名でマイクロソフトのサイトからダウンロードできます。 これらのファイルはCabの自己展開書庫ですので、アーカイバで展開することができます。実際に展開してみると、次のようなファイルが作成されます。 ・.NET Framework 1.1再頒布可能パッケージ(dotnetfx.exe)を展開した時に作成されるファイル
・.NET Framework 1.0再頒布可能パッケージ(dotnetredist.exe)を展開した時に作成されるファイル
・dotnetredist.exe内のdotnetfx.exeを展開した時に作成されるファイル
この内、InstMsi.exeとInstMsiW.exeはWindows Installer 2.0再頒布可能パッケージです。よって、dotnetfx.exeにはWindows Installer 2.0再頒布可能パッケージが含まれていることが分かります。(現在マイクロソフトからダウンロードできるWindows Installer 2.0 Redistributableファイルの製品バージョンは2.0.2600.2ですので、同じではありません。)
dotnetfx.exeを実行すると、ファイルを展開し、install.exeを実行します。install.exeはコンピュータにWindows Installer 2.0以上がインストールされているか調べ、されていなければ、InstMsi.exeまたはInstMsiW.exeにより、Windows Installer 2.0をインストールします。その後、netfx.msiを実行して.NET Frameworkをインストールします。 以上から、.NET FrameworkはMSIファイルによりインストールされ、またdotnetfx.exeとWindows Installer 2.0以前の再頒布可能パッケージを同時に配布するのは意味がないということが分かります。 .NET Framework 2.0.NET Framework 2.0再頒布可能パッケージの中身は、1.1とは大きく異なります。2.0の再頒布可能パッケージには、Windows Installerの再頒布可能パッケージが含まれていません。しかし、install.exeがnetfx.msiを実行してインストールする点は同じです。
(この記事は、「.NETプログラミング研究」の第55号で紹介したものを基にしています。) |
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