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ファイルリスト作成機 ヘルプ

はじめに

ファイルリスト作成機」は、あるフォルダ(またはそのサブフォルダ以下)にあるファイルの情報をリストとしてCSV形式等のファイルに出力するソフトです。

出力可能なファイル情報は、「ファイル名」「ファイル名(フルパス)」「ファイル名(相対パス)」「ディレクトリ名」「ディレクトリ名(フルパス)」「基本ディレクトリ名」「拡張子」「ドライブレター」「サイズ」「ディスク上のサイズ」「ディレクトリのサイズ(バイト)」「ディレクトリの全サイズ(バイト)」「ディレクトリ内のファイル数」「ディレクトリ内の全ファイル数」「ディレクトリ内のディレクトリ数」「ディレクトリ内の全ディレクトリ数」「圧縮されたサイズ」「作成日時」「更新日時」「アクセス日」「属性」「MS-DOSファイル名」「MS-DOSファイル名(フルパス)」「ドライブのボリューム名」「ボリュームシリアル番号」「ルートディレクトリ名」「ファイルの種類」「言語」「ファイルフラッグ」「ファイルOS」「ファイルタイプ」「CRC16」「CRC32」「MD2」「MD4」「MD5」「SHA」、バージョン情報の「会社名」「説明」「ファイルバージョン」「内部名」「著作権」「正式ファイル名」「製品名」「製品バージョン」「コメント」「商標」「プライベートビルド情報」「スペシャルビルド情報」「LegalTrademarks1」「LegalTrademarks2」「Assembly Version」、セキュリティの「所有者」「プライマリグループ」、ショートカットの「リンク先」「引数」「コメント」「ショートカットキー」「実行時の大きさ」「作業フォルダ」「アイコン」、Microsoft Office文書の「種類」「タイトル」「サブタイトル」「作成者」「管理者」「会社名」「分類」「キーワード」「コメント」「テンプレート」「作成日時」「印刷日」「保存日」「更新者」「改訂番号」「編集時間」「スライド数」「ページ数」「段落」「行数」「単語数」「文字数」「文字数(スペースを含む)」「バイト」「メモ」「非表示スライドの数」「マルチメディアクリップの数」「プレゼンテーションの形式」「プレゼンテーションメモ」「マクロ」「カスタムプロパティ」です。

主な特徴には、次のようなものがあります。

  • リストに出力する項目とその順番を自由に指定可能。
  • 検索するファイル名をワイルドカード(*,?)で指定可能。複数指定も可能。除外するファイル名の指定も可能。
  • 検索対象から外すファイルの属性が指定可能。
  • 作成日時、更新日時、アクセス日が指定された日時以前または以後のファイルのみの検索が可能。
  • 任意の文字(列)を区切り文字(列)に指定可能。
  • リストの作成日時(またはその一部)をリストのファイル名に付けられるため、ファイルの変化をログに取ることも可能。
  • 起動時にコマンドライン引数を付けることで、自動的にリストを作成可能。
  • ツールを登録することにより作成したリストを外部ソフトで簡単に閲覧、編集、印刷などができるようになる。
  • 複数の設定の使い分けが可能。

なお 「ファイルリスト作成機」自体には作成されたリストの閲覧、編集、印刷などの機能は付いていませんので、別途表計算ソフトやデーターベースソフトなどをお使いいただくことをおすすめします。

インストールとアンインストール

インストール方法

簡易版の場合

適当なフォルダを作り、そこに付属ファイルをすべてコピーまたは移動して「Dir2List.exe」を実行してください。スタートメニューへの登録はお手数ですが手作業で行ってください。

フルセット版の場合

インストーラを起動させ、後は表示される指示に従ってください。なお、以前のバージョンのファイルリスト作成機がインストールされている時は、これをアンインストールした後にインストールしてください。

アンインストール方法

簡易版の場合

メニューの「ファイル|レジストリを削除して終了」を選びレジストリのエントリを削除してから、すべての付属ファイルを手作業で削除してください。レジストリの削除に失敗した時はレジストリエディタ等で、"HKEY_CURRENT_USER\Software\VB and VBA Program Settings\ファイルリスト作成機"以下を削除して下さい。

フルセット版の場合

「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」から「ファイルリスト作成機」を選び、削除してください。なお、これだけではレジストリの情報は削除されません。レジストリの情報を削除するには上記の「簡易版の場合」を参考にして削除してください。

開発環境及び動作環境

動作環境

  • Microsoft Windows 95 (サービス パック 1 以上必須)以上、またはMicrosoft Windows NT Workstation Version 4.0 (サービス パック 3 以上必須)以上
  • Microsofe Visual Basic 6.0 ランタイムライブラリ

開発環境

  • 自作機(CPU:Duron 800MHz/RAM:256MB)
  • Microsoft Windows98 日本語版
  • Microsoft Visual Basic 6.0 Professional Edition 日本語版 + SP5

動作確認環境

  • 開発環境と同じ環境

補足

  • MD2,MD4,MD5,SHAの出力にはadvapi32.dllが必要です。Windows 95 OSR2以降、またはInternat Explorer 3.02以降がインストールされている環境であればすでにインストールされているようです。
  • ショートカット関係の情報の出力にはWindows Script Hostが必要です。Windows 98以降であればあらかじめインストールされているようです。
  • Microsoft Officeドキュメント関係の情報の出力にはdsofile.dllが必要です。Windows 95ではさらにInternet Explorer 4.01以上またはDCOM95 Patch version 1.3も必要になります。
  • 取得できない項目は「項目の追加」でリストに表示されません。逆に「項目の追加」でリストにあるものは取得可能です。

基本的な使い方

ファイルリストを作成する基本的な手順を以下に示します。

  1. 「フォルダの指定」でリストを作成するフォルダを指定してください。「サブディレクトリを検索」により、指定したフォルダ以下すべてのサブディレクトリを検索することも可能です。
  2. 「リストを出力するファイル名」にリストを出力するファイル名を指定します。
  3. 「リストに出力する項目」の「追加」「削除」ボタンを使って、リストに出力したい項目を選び、「上へ」「下へ」ボタンでその順序を適当に並び替えてください。この順番の通りにリストは作成されます。
  4. 「作成」ボタンを押してしばらくしたら出来上がり。

検索するファイルの選別

検索するファイルの名前をワイルドカードを使って設定したり、検索から除外するファイルの属性を設定することができます。

ファイル名で選別

検索するファイル名を設定するには、メニューの「オプション|検索ファイル名を設定」から、ワイルドカード( * や ? )を使って指定します。複数のファイル名を設定するときは、セミコロン(;)で区切って下さい。

さらに検索から除外したいファイル名は"|"の後ろに記述します。たとえば拡張子が"bmp"と"png"のファイルをリストに加えたくない時は、

*.*|*.bmp;*.png

とします。また拡張子が"jpg"または"jpeg"で、ファイルの先頭の文字が"s"ではないファイルを検索したい時は

*.jpg;*.jpeg|s*.*

とします。

補足:なおここで注意していただきたいのは、「検索するファイル名」で使用するワイルドカードと、「除外するファイル名」で使用するワイルドカードの使い方が多少異なるということです。たとえば「検索するファイル名」で"*.*"はすべてのファイルを意味しますが、「除外するファイル名」で"*.*"は「ファイル名に"."を最低1つ含むもの」という意味になり、すべてのファイルは"*"で示します。その他にも「除外するファイル名」では"#"や"["が特別な意味を持つため、これらの文字を含むファイル名を「除外するファイル名」に指定する時はこれらの文字を[]で囲んでください。なぜこのようなことになっているのかといいますと、「除外するファイル名」ではVisual Basicに組み込まれたパターンマッチングを使っているからです。このパターンマッチングについてはこちらで説明します。

ファイルの属性で選別

検索から除外する属性を指定するには、メニューの「オプション|無視する検索ファイルの属性」で適当な属性にチェックマークをつけてください。また、「チェックされた属性のみ検索」にチェックを入れると、チェックマークの付いた属性だけを検索するようになります。

ファイルタイムで選別

ファイルタイム(作成日時、更新日時、アクセス日時)による絞り込みを行うときは、「オプション|ファイルタイムによる絞り込み」で適当な日時を入力して、「オプション|ファイルタイムによる絞り込み|以下の設定を有効にする」にチェックマークを付けて下さい。なお、「オプション|ファイルタイムによる絞り込み」での「更新日時が」や「以降のファイル」などはクリックするごとにその内容が変わりますので、目的のものが出るまでクリックを繰り返して下さい。なお、「以降のファイル」「以前のファイル」には指定された日時とおなじファイルタイムを持つファイルも含まれます。

ツールを使う

ファイルリスト作成機には作成されたCSVファイルを整形、編集、閲覧する機能がありません。しかし、CSVファイルを扱うことのできるソフト(表計算ソフト、データベースソフト等)を「ツール」として登録することによって、「ファイルリスト作成機」から作成されたリストをこれらのソフトで簡単に開くことが出来ます。

「ツール|関連付けられたソフトで開く」ではファイルリスト作成機で作成されたリストファイルの拡張子に関連付けられたソフトでリスト(注1)を開きます(「閲覧」ボタンをクリックしても同様です)。

独自にツールを登録するには、「ツール|ツールの登録」をクリックし、「ツールの登録」ダイアログを表示させます。ここで「アプリケーション」(ツールのファイル名)、「パラメータ」(ツールに渡すパラメータ)、「デフォルトディレクトリ」(デフォルトで使用されるディレクトリ)、「アクション」(ツールの処理方法)を指定し、「説明」に分かりやすい名前を付けて(235 文字 (半角の場合) 以内)、「追加」をクリックします。追加されたツールはメニューの「ツール」に登録されますので、使用するときはここから呼び出します。

また、「アプリケーション」、「パラメータ」、「デフォルトディレクトリ」には以下の記号が使えます。

%1 : リスト(注1)のファイル名(絶対パス名)
%c : リスト(注1)のファイル名(拡張子あり)
%x : リスト(注1)のファイル名(拡張子なし)
%p : リスト(注1)のフォルダ名
%f : 「フォルダの指定」で指定されたフォルダ名
%2 : 前々回作成したリスト(注2)のファイル名(絶対パス名)

(注1):「日時記号を使う」が無効の時は「リストを出力するファイル名」に記入されているファイル名を、有効の時は前回作成したリストのファイル名をリストのファイル名が使用されます。

(注2):「日時記号を使う」が無効の時で「リストを出力するファイル名」に記入されているファイル名とドロップダウンリストの1番上のファイル名が同じ時はドロップダウンリストの上から2番目のファイル名を、違う時は1番上のファイル名を、また「日時記号を使う」が有効の時は前々回に作成したリストのファイル名を前々回作成したリストのファイル名が使用されます。

具体例1:メモ帳でリストを開く

説明 :メモ帳
アプリケーション :notepad.exe
パラメータ :%1
アクション :open

または、

説明 :メモ帳
アプリケーション :notepad.exe
パラメータ :%c
デフォルトディレクトリ :%p
アクション :open

具体例2:エクスプローラで 「フォルダの指定」のフォルダを開く

説明 :エクスプローラ
アプリケーション :%f
アクション :explore

マイコンピュータで開くには次のようにする。

説明 :マイコンピュータ
アプリケーション :%f
アクション :open

具体例3:「vs.CSV」を使って html の表に変換する

注意:「リストに出力する項目」に「ファイル名」、「ファイル名ファイル名(相対パス)」、「サイズ(バイト)」が登録されており、CSV 形式のリストを"C:゙スクトップ.csv"というファイル名で作成したものとします。

説明 :html表に変換
アプリケーション :C:\vsCSV\vsCSV.exe (vsCSV.exe の絶対パスを入力して下さい)
パラメータ :/i %1 /o %p\%x.html /t /l 1 /f ファイル名(相対パス) /s /r \ / /e C:\vsCSV\Sample1.txt
アクション :open

これを実行すると、「ファイル名(相対パス)」の項目で並び替えた後、「ファイル名(相対パス)」の \ 文字を / 文字に変換し、"C:\vsCSV\Sample1.txt"をテンプレートファイルとして、"C:\WINDOWS\デスクトップ\test.html"というファイルを作ります。

*「vs.CSV」は私「どぼん!」がこの「ファイルリスト作成機」のために作ったツールです。こちらに置いてあるはずです。

複数の設定を使い分ける

「ファイルリスト作成機」では、設定ファイルを書き出し、読み込むことによって、複数の設定を使い分けることが出来ます。設定ファイルの書き出し、読み込みは「ファイル|設定ファイルの書き出し」、「ファイル|設定ファイルの読み込み」で行います。ツールの設定以外のすべての設定が保存、復元されます。

さらに、起動時にコマンドライン引数"/s"を指定することにより、設定を読み込んで起動することも出来ます。また、コマンドライン引数"/a"や"/m"を併用することにより、複数の設定を自動的に連続して実行することもできます(詳しくは「コマンドライン引数」をご覧ください)。

注意事項

  • 設定ファイルを読み込むと、それまでに変更された設定は破棄されます。設定を変更してから読み込むには、「設定の書き出し」で保存してから開くようにしてください。

具体例

ここでは具体例として、自動的にWindowsディレクトリのEXEファイルとSystemディレクトリのDLLファイルを検索して、一つのリストファイル"c:\list.csv"にまとめる方法を示します。

  1. 「フォルダの指定」にWindowsディレクトリを、「リストを出力するファイル名」に"c:\list.csv"を、「検索ファイル名の設定」に"*.exe"を指定し、「ファイル|設定ファイルの書き出し」で設定ファイルを作る(仮に"win.ini"とします)。
  2. 「ファイル|「フォルダの指定」にSystemディレクトリを、「リストを出力するファイル名」に"c:\list.csv"を、「検索ファイル名の設定」に"*.dll"を指定し、さらに「オプション|リストを追加保存」と「ヘッダを書き込まない」を有効にして、「ファイル|設定ファイルの書き出し」で設定ファイルを作る(仮に"sys.ini"とします)。
  3. とりあえずファイルリスト作成機を終了させます。
  4. ファイルリスト作成機のショートカットを適当な場所に作り、「リンク先」に次のようなコマンドラインを追加します。
    (ファイルリスト作成機のパス) /a /s win.ini /m /s sys.ini
    (注):ここでコマンドラインを"/a /s win.ini /m /s sys.ini /m"の様にすると、sys.iniの設定を2回繰り返すことになってしまいます。また、"/s win.ini /m /s sys.ini /a"の様に"/a"を後ろに持ってくると、win.iniでのリスト作成では上書きや終了の確認を行うようになってしまいます。
  5. このショートカットを実行することにより、目的は達せられます。

複数フォルダのファイルリストをひとつのファイルに保存するよりよい方法

上記の方法で複数フォルダのファイルリストをひとつのファイルに保存することができますが、いくつかの欠点があります。検索するフォルダの数だけ設定ファイルを作る必要がありますし、出力する項目を変更したいときはすべての設定を変更しなければなりません。

Ver 0.48から加えられた新しいコマンドライン引数を使うことにより、これらの問題を解決できます。次にその具体例を示します。ここでは上記の「具体例」と同じことができるようにしてみますが、より発展させて、「リストを出力するファイル名」に日時記号を使い、Windowsディレクトリではサブディレクトリを検索せず、Systemディレクトリでは検索するようにしてみます。

  1. 設定を次のようにし、「ファイル|設定ファイルの書き出し」で設定ファイルを作ります(ここでは"1.ini"とします)。
    フォルダの指定:Windowsディレクトリ
    サブディレクトリを検索:無効
    リストを出力するファイル名:C:\yymmddhhnnss".csv"
    日時記号を使う:有効
    検索ファイル名の設定:*.exe
    リストに出力する項目:(適当に)
  2. ファイルリスト作成機のショートカットを適当な場所に作り、「リンク先」に次のようなコマンドラインを追加します。(ここではSystemディレクトリを"C:\WINDOWS\SYSTEM"と仮定しています。)
    (ファイルリスト作成機のパス) /a /s 1.ini /m /ff /p /h /f C:\WINDOWS\SYSTEM /b /w *.dll
  3. このショートカットを実行することにより、目的は達せられます。

このようにしておけば、「リストに出力する項目」を変更するときも"1.ini"の設定のみを変更すればよくなります。

コマンドライン引数

ファイルリスト作成機では以下のコマンドライン引数を指定できます。コマンドライン引数は半角スペース又はタブで区切って下さい。

注意していただきたいのは、このソフトでは通常のソフトのコマンドライン引数のようにそれがただオプションを指定するだけのものではなく、処理の順番をも意味しているという点です。つまり、指定された引数の順番通りに処理が行われ、順番が正しくないと期待通りの結果が得られないこともあります。また、おなじコマンドを何回も指定することにより、複数の処理を一度に行うことも可能です。

/a 又は /auto
自動的にリストを作成し、自動的に終了します(自動モード)。上書き保存の確認も行いません。Ver0.48から自動モードで終了したときは設定を保存しないようになりました。
例:"/a /s set1.ini"とすると、設定ファイル"set1.ini"を読む込みリストを作成し、自動的に終了します。

/a- 又は /auto-
自動モードの設定を解除します。
例:"/a /s set1.ini /m /a-"とすると、設定ファイル"set1.ini"を読む込み、上書き保存の確認なしにリストを作成しますが、自動的に終了することはありません。

/f 又は /folder
「フォルダの指定」で指定されるフォルダを指定します。
例:"/f C:\WINDOWS"とすると、「フォルダの指定」に"C:\WINDOWS"が入力されて起動します。

/b 又は /subfolder
「サブディレクトリを検索」を有効にします。

/b- 又は /subfolder-
「サブディレクトリを検索」を無効にします。
例:"/f C:\DIR1 /b /l DIR1.CSV /m /f C:\DIR2 b- /l DIR2.CSV /m"とすると、DIR1ではサブフォルダを検索しますが、DIR2ではしません。

/l 又は /list
「リストを出力するファイル名」を指定します。

例:"/l C:\1.csv"とすると、「リストを出力するファイル名」に"C:\1.csv"が入力されて起動します。

/t
「日時記号」を有効にします。

/t-
「日時記号」を無効にします。
例:"/f C:\DIR1 /l mmdd.CSV /t /m /f C:\DIR2 /l mmdd.CSV /t- /m"とすると、DIR1のmmdd.CSVでは日時記号を使用しますが、DIR2のmmdd.CSVでは使用しません。

/w 又は /wildcard
「検索ファイル名」を指定します。
例:"/w *.jpg;*.jpeg|s*.*"とすると、「検索ファイル名」を"*.jpg;*.jpeg|s*.*"として起動します。

/r 又は /attr
「無視する検索ファイルの属性」を指定します(Long値)。
例:"/r 6"とすると、隠しファイルとシステムファイルを「無視する検索ファイルの属性」として起動します。

/s 又は /setting
読み込む設定ファイルを指定します。
例:"/s 1.ini"とすると、"1.ini"という設定ファイルを読み込んで起動します。

/m 又は /make
リストを作成します。前に/aが指定されているときは上書き保存の確認等を行いません。
例:"/s 1.ini /m"とすると、"1.ini"という設定ファイルを読み込み、リストを作成します。

/ff
これ以降作成するリストは、前に作成されたファイルリストのファイル名と同じファイル名を使って作成されるようにします。このオプションと"/p"オプションを使用することにより、「日時記号」を有効にしていても同じファイルにファイルリストを追加保存できるようになります。
例:"/a /s 1.ini /m /f C:\WINDOWS /ff /p /h"とすると、設定ファイル"1.ini"を読み込み、リストを作成し、さらに同じファイルにフォルダ"C:\WINDOWS"のリストをヘッダなしで追加保存します。

/ff-
"/ff"オプションの設定を解除します。

/p 又は /append
「リストを追加保存」を有効にします。

/p- 又は /append-
「リストを追加保存」を無効にします。

/h
「ヘッダを書き込まない」を有効にします。

/h-
「ヘッダを書き込まない」を無効にします。

/o 又は /tool
登録されているツールを起動します。ツール名又は番号(リストの上から1,2,...となります。0で関連付けられたソフトで開きます。ツール名と番号ではツール名が優先されます。)で指定します。ツール起動後、そのツールが終了するまで作業を停止することはしません。

例:"/s 1.ini /m /o VSCSV"とすると、"1.ini"という設定ファイルを読み込み、リストを作成した後、ツールに登録されている"VSCSV"を実行します。

ファイル名やフォルダ名には絶対パスでの指定以外に、起動させる「ファイルリスト作成機」のインストールされているフォルダからの相対パスで指定できます。ただしこの場合"."や".."などは使用できません。

"/s"や"/m"や"/a"の詳しい使い方に関しては、「複数の設定を使い分ける」をご覧下さい。

その他の機能

日時記号を使う

注意:下の説明を理解することなくこのオプションを有効にしないでください。まず間違いなくエラーが発生します。

「日時記号を使う」を使用するとリストの作成日時をファイル名に入れることが出来ます。例えば、「リストを出力するファイル名」に

C:\WINDOWS\デスクトップ\yymmddhhnnss"list.csv"

と入力して「1999年4月15日20時8分41秒」にリストを作成したとすると、

C:\WINDOWS\デスクトップ\990415200841list.csv

というファイル名でリストを作成します。また、「日時記号を使う」を右クリックすると、現在の設定でリストを作成するとどのようなファイル名になるか確認できます。

(補足:)上記の例のようにファイル名中の日時記号として変換させたくない文字列は"で囲ってください。たとえば、

C:\WINDOWS\デスクトップ\"yymmddhh"nnss"list.csv"

とすると作成されるリストのファイル名は

C:\WINDOWS\デスクトップ\yymmddhh0841list.csv

となります。

Visual Basic が分かる人への補足:
具体的には、Visual Basic の Format 関数を使って、
Format(now,[「リストを出力するファイル名」で指定されたファイル名(パスを除いたもの)])
としています。

この機能を使用するとファイル名に使えない文字が含まれた文字列に変換してしまうことがありますので十分にご注意下さい。

さらに詳しくは「日付/時刻表示書式指定文字」をご覧ください。

区切り文字を変更する

CSV形式の場合、データ間の区切り文字としてカンマ(,)が使われますが、「オプション|区切り文字」により、これをタブまたはスペース(この場合半角スペースが1個入るだけです)に変更することができます。さらに、「ユーザー指定文字列を指定」により任意の文字列を区切り文字として設定できます。この時、次のエスケープシーケンスが使用できます。

\b : バックスペース文字
\n : ニューライン(プラットフォームで指定した改行文字)
\r : キャリッジリターン文字
\t : タブ文字
\s : スペース文字(*1)
\\ : 文字 \

*1:ユーザー指定文字列の末尾に半角スペースがあるとき、「設定の書き出し」で設定ファイルを作成すると、その末尾のスペース文字が削除されてしまいます。これを防ぐために、\sをお使いください。

リストを追加保存する

通常はリストを作成するとリストのファイルは上書きされてしまいますが、「オプション|リストを追加保存」をチェックすることによって、リストを同じファイルに追加していくことができます。このとき、「ヘッダを書き込まない」が有効になっていないとリストの項目名も含めて追加保存されてしまいます。

すべてのデータをダブルコーテーションで囲む

通常は1つのデータ内に区切り文字と同じ文字が含まれているときに限って、そのデータをダブルコーテーション(")で囲みますが、「オプション|すべてのデータをダブルコーテーションで囲む」をチェックしていると、無条件ですべてのデータをダブルコーテーションで囲みます。

ヘッダを書き込まない

項目名をリストの先頭に書き込みません。

注意事項

  • データ内に「キャリッジリターン+ラインフィード」が含まれるときは、これを強制的に「半角スペース2つ」に置き換えます。
  • 「リストに出力する項目」に追加されている項目が環境の変化により取得できなくなったとしても自動的に削除することはしませんので、エラーの原因になります。

リストに出力する項目の説明

ファイルリスト作成機で出力できる情報一覧をご覧ください。

日付/時刻表示書式指定文字

(以下は「日時記号を使う」で使用しているVisual Basicに組み込まれた Format関数の日付/時刻表示書式指定文字の説明をVisual Basicのマニュアルから抜粋したものです。)

次の表は、日付/時刻表示書式指定文字とその内容を示します。

文字 内容
(:) 時刻の区切り記号です。オペレーティング システムの国別情報の設定によっては、時刻の区切り記号として他の記号が使用されることがあります。時刻を時間、分、および秒で区切ることができます。変換後の時刻の区切り記号は、コントロール パネルの設定によって決まります。
(/) 日付の区切り記号です。オペレーティング システムの国別情報の設定によっては、他の記号が使用されることがあります。日付を年、月、および日で区切ることができます。変換後の区切り記号は、コントロール パネルの設定によって決まります。
c ddddd および t t t t t の書式で表した日付と時刻を、日付、時刻の順序で返します。指定された値に小数部がない場合は日付のみ、整数部がない場合は時刻のみを表す文字列を返します。
d 日付を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (1 〜 31)。
dd 日付を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (01 〜 31)。
ddd 曜日を英語 (省略形) で返します (Sun 〜 Sat)。
aaa 曜日を日本語 (省略形) で返します (日〜土)。
dddd 曜日を英語で返します (Sunday 〜 Saturday)。
aaaa 曜日を日本語で返します (日曜日〜土曜日)。
ddddd 年、月、日を含む短い形式 (コントロール パネルで設定) で表した日付を返します。既定の短い日付形式は、m/d/yy です。
dddddd 年、月、日を含む長い形式 (コントロール パネルで設定) で表した日付を返します。既定の長い日付形式は mmmm dd, yyyy です。
w 曜日を表す数値を返します (日曜日が 1、土曜日が 7 となります)。
ww その日が一年のうちで何週目に当たるかを表す数値を返します (1 〜 54)。
m 月を表す数値を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (1 〜 12)。ただし、h や hh の直後に m を指定した場合、月ではなく分と解釈されます。
mm 月を表す数値を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (01 〜 12)。ただし、h や hh の直後に mm を指定した場合、月ではなく分と解釈されます。
mmm 月の名前を英語 (省略形) の文字列に変換して返します (Jan 〜 Dec)。
mmmm 月の名前を英語で返します (January 〜 December)。
q 1 年のうちで何番目の四半期に当たるかを表す数値を返します (1 〜 4)。
g 年号の頭文字を返します (M、T、S、H)。
gg 年号の先頭の 1 文字を漢字で返します (明、大、昭、平)。
ggg 年号を返します (明治、大正、昭和、平成)。
e 年号に基づく和暦の年を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません。
ee 年号に基づく和暦の年を 2 桁の数値を使って返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。
y 1 年のうちで何日目に当たるかを数値で返します (1 〜 366)。
yy 西暦の年を下 2 桁の数値で返します (00 〜 99)。
yyyy 西暦の年を 4 桁の数値で返します (100 〜 9999)。
h 時間を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 〜 23)。
hh 時間を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 〜 23)。
n 分を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 〜 59)。
nn 分を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 〜 59)。
s 秒を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きません (0 〜 59)。
ss 秒を返します。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます (00 〜 59)。
t t t t t コントロール パネルで設定されている形式で時刻を返します。先頭に 0 を付けるオプションが選択されていて、時刻が午前または午後 10 時以前の場合、先頭に 0 が付きます。既定の形式は、h:mm:ss です。
AM/PM 時刻が正午以前の場合は大文字で AM を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は大文字で PM を返します。
am/pm 時刻が正午以前の場合は小文字で am を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は小文字で pm を返します。
A/P 時刻が正午以前の場合は大文字で A を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は大文字で P を返します。
a/p 時刻が正午以前の場合は小文字で a を返し、正午〜午後 11 時 59 分の間は小文字で p を返します。
AMPM "12 時間制" が選択されていて、時刻が正午以前の場合は午前を表すリテラル文字列を、正午〜午後 11 時 59 分の間は午後を表すリテラル文字列を返します。これらの文字列の設定および "12 時間制" の選択は、コントロール パネルで行います。AMPM は大文字、小文字のどちらでも指定できます。既定の形式は、AM/PM です。

パターンマッチングによる文字列比較

(以下は「除外するファイル名」で使用しているVisual Basicに組み込まれた Like演算子によるパターンマッチングの説明をVisual Basicのマニュアルから抜粋したものです。「文字列式 pattern」は「除外するファイル名」で指定する文字列、「文字列式 string」は「ファイル名」と考えてください。)

組み込みのパターン マッチング機能では、文字列比較のための便利な機能を利用できます。ワイルドカード、文字リスト、文字範囲などを組み合わせて使用できます。次に文字列式 pattern に指定できる文字と、一致する文字を示します。

文字パターン 引数 string の中の一致する文字
? 任意の 1 文字
* 任意の数の文字
# 任意の 1 文字の数字 (0-9)
[charlist] 文字リスト charlist に指定した文字の中の任意の 1 文字
[!charlist] 文字リスト charlist に指定した文字以外の任意の 1 文字

これらのうち、"#" を除くすべての文字パターンでは、2 バイト文字 (全角文字) も 1 文字と数えて文字列比較を行います。"#" には、1 バイト (半角) の数字だけが一致します。1 個以上の文字のリスト (charlist) を角かっこ ([ ]) で囲んで文字列式 pattern に指定すると、その中のいずれかの文字と、文字列式 string の中の該当する 1 文字が一致するかどうかを比較することができます。角かっこ ([ ]) の中の文字リストには、数字も含め、文字コードおよびシフト JIS コードのほぼすべての文字を指定できます。

メモ 特殊文字の左角かっこ ([)、疑問符 (?)、数値記号 (#)、およびアスタリスク (*) を文字列比較するには、これらの文字を角かっこで囲みます。右角かっこ (]) をワイルドカードとしてではなくその文字自体として文字列比較を行うときには、右角かっこを他の文字と共に角かっこで囲んでリストの中に指定することはできません。右角かっこは、文字のリストに入れずに単独で指定すると、独立した文字として、文字列の中の文字と比較できます。

角かっこの中に指定する文字リスト charlist には、文字コードの並びの上限と下限をハイフン (-) で区切ることによって、特定の文字範囲を指定することもできます。2 バイト文字も範囲指定でき、漢字の範囲の指定もできます。たとえば、[A-Z] と指定すると、大文字の A から Z までの文字をすべてリストの中に指定したときと同じ意味になり、文字列式 string の中の対応する位置の文字が大文字のアルファベットのいずれか 1 文字であるときに一致します。1 組の角かっこの中に複数の範囲を指定するときは、それぞれの範囲の間を区切らずに記述します。

パターン マッチングに関するその他の主な規則を次に示します。

  • 文字リスト charlist の先頭に感嘆符 (!) を指定すると、文字列 string の中の文字が文字リスト charlist に指定した文字以外のときに、一致することを表します。角かっこの外に指定した感嘆符は、文字としての感嘆符と一致します。
  • ハイフン (-) を文字リスト charlist の先頭 (感嘆符が使われているときはその直後) または charlist の末尾に指定したときは、文字としてのハイフンと一致します。それ以外の位置に指定したハイフンは、ASCII コードおよびシフト JIS コードの文字の範囲を表します。
  • 文字の範囲を指定するとき、文字の順序は昇順 (低い方から高い方へ) でなければなりません。たとえば、[A-Z] と指定することはできますが、[Z-A] と指定すると文字の範囲は正しく解釈されません。
  • 角かっこの中に何も指定しないと ([])、長さ 0 の文字列 ("") とみなされます。
    一部の言語には、離れている 2 つの文字を意味する特殊文字がアルファベットに含まれています。たとえば、いくつかの言語では、文字 "a" と "e" が共に表示されるときに、文字 "a" を使って表します。Like 演算子は、単一の特殊文字と、異なる 2 つの文字が同等であると認識します。

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