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ドボンの遊び方

はじめに

用語の説明

ここで使用した言葉のうち、分かりにくいと思われるものを先に説明します。

カードが出される場所。「場のカード」とは、場に出されたカードのうち一番上にあるカードのこと。
カードを裏にして積んでおき、カードを引く時に取る所。ストック。
(カードの)マーク
カードに書かれたマーク(スペード、ハート、ダイア、クラブ)のこと。スート。
配り枚数
ゲーム開始前に各プレーヤーに配るカードの枚数。必ず4~12枚の間の偶数となる。
周回
配り枚数が12枚の時に負けると、「1周」となり、その後12枚で敗れるたびに1周ずつ増えていく。このようにして何周したかを示す数字。

ドボンの特徴

ゲームの目的

ゲームの流れ

  1. プレーヤーの座席位置と親を決めます。正式な決め方に関しては後述。
  2. よく切ったカードを配ります。配る枚数は始めは全員4枚ずつです(配る枚数は後で変化します)。残りのカードはすべて山とします。
  3. 山の一番上のカードを場に出します。
  4. ゲームは親から順番に時計回りに進めていきます。
  5. 順番が来た時に出すことのできるカードは、場のカードと、マークか数字が同じカードです。出せるカードが手札にない時は山からカードを1枚取り、手札に加えます。(出せるカードを持っていてもこれを出さずに山からカードを取ることもできます。)
  6. カードを出すかカードを引くかした後、ゲームは次のプレーヤーに進みます。
  7. 例外として場のカードと同じ数字のカードが手元にある場合は、順番に関係なくいつでもこれを場に出すことができます。
  8. 2の数字のカードが場に出された時は特別な意味を持ちます。この時次のプレーヤーは2の数字のカードしか出すことができません。2のカードを持っていない時は、山から2枚カードを取り、そのプレーヤーの順番となります(つまりこの後2枚とったプレーヤーはカードを出したり引いたりできます)。2のカードを持っていてこれを出した時は、次のプレーヤーは2^2(2の2乗)で4枚のカードを取らなければなりません。このように2を出さない時に取らなければいけないカードの枚数は、2^3=8、2^4=16・・・という具合に倍々で増えていきます。なお、ゲーム開始時に山から場に出したカードの数字が2だったときは、親が2を出すか、あるいはカードを2枚取るかします。
  9. 手札を0枚にすることはできません。上がるための唯一の手段は「ドボン」です。「ドボン」は場に出されたカードの数字と手札の数字の合計が同じ時にいつでもできます。ドボンするときは必ず「ドボン」とコールし、手札をすべて場に出す必要があります。このとき一番上のカードが明確になるように出します。
  10. 誰かがドボンをしてもゲームは終わりではありません。ドボンして出した一番上のカードに別の誰かがドボンできる場合も、さらにドボンすることが出来ます(これを「ドボン返し」と呼びます)。
  11. 最終的にドボンをしたプレーヤーが勝者、ドボンをされたプレーヤーが敗者となります。
  12. 勝者は次の試合から始めに配られるカードの枚数(配り枚数)が2枚減り、敗者は逆に2枚増えます。ただし配り枚数は4枚以下にはなりません。また12枚より多くもならず、配り枚数が12枚で敗者となった時は次の試合から配り枚数が4枚に戻ります。しかしこの時プレーヤーの「周回」が一つ増えます。また、今後いくら勝ったとしても、周回は減ることがありません。
  13. あらかじめ決められた時間が過ぎていなければ、2に戻って次のゲームを開始します。そうでなければ終了です。最終的な順位は、周回と配り枚数の少なさで決定されます。

親と座席位置の決め方

ドボンについて

間違ったカードを出したとき/間違えてカードを引いたとき

最終的な順位の決定法

山のカードがなくなった時

その他の細かいルール


具体例を見る